東大寺修二会(お水取り)を拝観しました
2024-03-08
古都に春を呼ぶという東大寺修二会(二月堂お水取り)。コロナ過で拝観中止が続いており
ましたが、今年度は4年振りに公開されるという事で、京都奈良県友会でも4年ぶりとなる修
二会特別拝観ツアーを3月2日(土)に実施しました。
会員や会員友人、さらに在京都の愛知県及び和歌山県の各県人会からも出席いただき、時折
雪の舞う寒いなか総勢13名での拝観となりました。
二月堂広場前は、混雑制限の規制が掛かるなか、既に行列が出来ていたので、夕食を早く
切り上げて何とか二月堂下の斜面に場所を確保する事が出来ました。
19時に練行衆の上堂が始まり10本のお松明が次々に階段を上ると、歓声が上がりました。
お松明を見た後は、規制解除のあとに石段を上り、男性は堂内で、女性は格子の外側のお局
からの声明聴聞となりました。
普段入ることの出来ない堂内では、菜種油の薄暗い灯明のなか、神名帳を読み上げる独特の
節回しやホラ貝の音、11名の練行衆が唱える南無観という独特のお経や内陣を走る沓の音を
聴き、激しく体を打ち付ける五体投地を間近で見せていただきました。